歌手伍代夏子さんの患ったジストニアとは?

こんにちは。

クローバーカイロの吉武です。

身体の中で命の次に大事な所と聞かれたら、
あなたはどこだと答えますか?

私なら「手」だと答えると思います。

カイロプラクティックという仕事をしている身として
「手」はとても大切な部位と言えるでしょう。


今日ご紹介する記事は、歌手の五代夏子さんが患った病気ジストニアについてご紹介したいと思います。

以前7本指のピアニスト西川梧平さんをご紹介しましたが、
伍代さんもご自身のお病気を徹子の部屋で話されていました。
ジストニア

私が五代さんのジストニアについて
知ったのはYahoo!ニュースでした。

原文興味がある方はこちらをご覧ください。
TVerだと徹子の部屋を見ることができます。




西川梧平さんの時にも
書いたと思いますが、「ジストニア」は脳の誤作動が関係しているようです。

ジストニアとは、意思とは無関係に筋肉が収縮してしまう病気の事で、
指令を出す脳の過活動によって起こると言われています。

誤作動って言葉が難しくさせるのかもしれませんが、
柔らかい表現で言うと脳からの信号が患部に「ちゃんと」伝わっていないんです。

今、緊張しなくていい場面なのに、緊張する信号を送ってしまったりしているのです。

これらの考え方は一応仮設にはなりますが、
医学や科学なんてほとんどが仮設から始まっていますからね。

それをトライ&エラーを繰り返しながら、真理を探求している訳です。

どうやったら、改善するのかを人類は探求しながら
更に良いものを残して今ある仮説が最善の考えだといえる訳です。




ジストニアには2パターンあり、
症状が全身に出るタイプと、字を描こうとすると手が震えて書けなくなる「書痙」などの局所的なタイプです。

五代さんのような喉に出るタイプは後者の局所タイプと言えます。


症状の出る部位は様々で、ピアニストなら指先、
ピッチャーならボールを投げる方の手(指)だったり、その人にとって命の次に大事なところに現れる傾向が強いそうです。

五代さんの場合は、「用意、ハイ」とカメラが回り始めると呂律が回らなくなる経験があったそうで、いい時とそうでない時の波があるそうです。

治療や、周りのサポートのお陰で段々と良くなってきているそうです。

さてさて、波があるという事は、心理面が関係していると言える訳なのですが、「いきなり心理面が関係していますよ!」と幾ら病院の先生に言われても受け入れ難いものです。

しかし、ご本人が今の状況を様々に考えて、ご自分の内面も関係しているのかもしれない。と思う所から、治療は始まるのではないのかと思います。


人のせいとか状況のせいにする事を他責と言いますが、この他責のままでいるとジストニアの治療は進まないのではないかと思います。

そういった面で、今の状況におけるご自分の置かれている状況を少しずつ受け止めたり、内面に気付いたりする事がスタートであり、
今の状況や他人(家族も含めて)など、様々な事に義務感や執着心などを少しずつ手放し、楽しみや喜びを感じれるようになっていく事が治癒する過程にあるのではないかと思います。

自分で書いておきながら中々難しい事を言っているなと思いますが、
内面の変化を起こしながら少しずつ心にゆとりが持てるようになることが回復の為には大切なのではないかと思います。



そう言った面で言えば、私たちは高いレベルで何かに挑戦している時には、誰しもがこのジストニアの病気になり得るのではないかと思います。

ご自身に自覚はなくても、身体がそのように反応してしまうという事はそうなんだと思います。

そういう今、物凄く頑張っている方のサポートを今後もできたらと治療家冥利に尽きると思いますし、やはり心から応援したいという気持ちでいます。

お一人で頑張ると、身体が頑張りきれなくてもう無理〜ってなってしまうので、是非どなたかに頼っていただきたいなと思います。

今日は色々と小難しく書いてしまいましたが、最後に一つ、「なんでも一人で頑張らなくていい」とそれだけでも心のどこかに残しておいて頂けたらと思います。


最後に、お辛いお病気を告知していただいた伍代夏子さん、西川梧平さんの勇気ある行動によって、救われた方々が少なくないと思います。

お辛い思いもあったかと思いますが、お二人の少しでも早い改善を心より願っています。

勝手ながら紹介させていただきましたが、本当にありがとうございました。



本日も最後までお読み頂き、ありがとうございます(^^)



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