【質問】パニック発作を起こして以来熱が出なくなった理由とは?
こんにちは。
福岡市南区のカイロ整体院、クローバーカイロの吉武です。
患者さんからの質問
患者様よりLINEで質問をいただきまして、
今日のブログはこちらについて書いていきたいと思います。
質問内容は以下のもの。
以前パニックを起こして以来、病気で熱を出したりすると動悸がしてパニックになりそうになっていました。
それ以来どんなに風邪の症状が出ても熱だけは出ないようになりました。
おそらく熱を出すとパニックになると脳が学習したからと思います。
そのようなことも、クローバーカイロの施術で改善可能でしょうか?
ご質問ありがとうございます。
ご質問の返事
こちらの質問については免疫についてご説明させていただくとわかりやすいと思います。
私たちにとって最も身近な疾患である風邪。
その風邪のウイルスと戦っているのは、身体の免疫機能であり白血球(リンパ球)です。
リンパ球は風邪ウイルスを選別して抗原として認識し、ウイルスの活動を邪魔する抗体を作って捕まえる役割があります。
この捕まえている時の身体の反応が、風邪の症状である「発熱・鼻水・喉の炎症・倦怠感・頭痛・腹痛」などです。
これらの働きは自律神経の副交感神経によってもたらされますが、
自律神経のバランスをはじめ、免疫力が低下しているとこれらの反応が出にくく(ウイルスと戦ってくれなく)なります。
特に発熱は、体内を38〜9度に上がっている時に一番風邪ウイルスと戦えているのです。
発熱しなくなっているという事は、十分に風邪ウイルスをやっつける事が出来ない為に治りが遅くなってしまうのです。
発熱を始め、風邪の症状は辛いものだと思いますが、
身体がウイルスと戦っている時だと思って、身体を温かくして、安静にされる事が望ましいでしょう。
という事で、熱が出なくなったという事は、免疫力が低下している事を意味しています。
複数の症状
発熱に対しての説明でしたが、パニック症を始め、免疫機能も我々の脳神経系に大きく影響を受けています。
そもそも私たちの身体は一つの原因によって複数の症状を引き起こしますし、
逆に複数の原因が一つの症状に繋がっている事もありますから、
今回のご質問者さんのパニックという症状以外にも免疫系の症状もお持ちだと言えると思います。
例えば、今朝お見えになられた腰痛患者のHさん。
Hさんは、50代で10年前から頻繁にぎっくり腰を起こしており、
最近またひどい腰痛を患っていました。
なんとか一人で歩けるけど、家事、お仕事は出来ないから
お休みしていました。
クローバーカイロで、10回ほど施術で腰の痛みはほとんど感じなくなったけれど、
今度はお尻に痛みが移ったという事で若干落ち込み気味。
実はこういう方は結構おられます。
それは、1番悪かった腰が良くなってきたけれど、
2番目に悪かったお尻の痛みが1番に上がってきてお尻が痛くなったという事です。
基本的には、一番悪い所に人は意識が行きやすいもの。
2番目、3番目は悪くても、1番の影に隠れている訳です。
当然、施術を行っていくと2番目のお尻の痛みも無くなってきます。
そういう事からも、日頃からメンテナンスを受けられて
身体のバランスを整えておられる方は痛み難いお身体になるかと思います。
私たちの身体はそもそも治る力が備わっているので、
諦めずに続けていくときっとよくなってきます。
私と一緒に頑張っていきましょう!
本日も最後までお読み頂き、ありがとうございます(^^)
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