症例報告|歯科医師の職業性腰痛|福岡市南区大橋のカイロプラクティック
【概略】
42歳の歯科医師の方が訪問診療中に発症した腰痛の症例報告。
歯科医師特有の捻った姿勢が腰痛の原因に。
関節可動域検査・筋力検査・経絡検査の所見と、施術経過を福岡市南区大橋のクローバーカイロプラクティックが詳しく解説します。
【症例報告】歯科医師の職業性腰痛——捻り姿勢が腰に与える影響と改善経過


患者様プロフィール
| 項目 | 内容 |
| 年齢 | 42歳 |
| 職業 | 歯科医師(訪問診療) |
| 主訴 | 腰痛 |
患者様の声
以前から姿勢が悪く、腰痛持ちのため、整体院を探していました。先生は物腰がとても柔らかく、症状に対して親身にご対応くださいますので、安心して通院できております。今後とも何卒よろしくお願い致します。
背景・来院のきっかけ
当院に来院されたのは、訪問診療をされている歯科医師の方です。
歯科医師は、お仕事の特性上、患者様のお口の中を見るために体を捻った姿勢で長時間作業を行います。この捻り姿勢が腰部に継続的な負担をかけ、腰痛になりやすい職業と言われています。
特に当院へ来院される1週間前に大きく腰の痛みを感じたとのこと。ぎっくり腰(急性腰痛)の一歩手前だとご自身で感じられたために、ご来院されました。
「ぎっくり腰の一歩手前」で来院されたことが、早期回復につながりました。
初回検査所見
関節可動域検査(ROM検査)
一般的に多くの治療院で行われている関節可動域検査では、以下の制限が見られました。
| 動作 | 結果 |
| 腰部左回旋 | 制限あり・痛みあり |
| 腰部左側屈 | 制限あり・痛みあり |
左側への回旋(ねじり)と側屈(横に傾ける動作)に制限と痛みがあることから、左側の腰部に機能的制限があることが確認されました。
筋力検査
筋力検査では、左腰部周辺の複数の筋肉に筋力の弱化が見られました。
- 腰方形筋(腰の側面を支える筋肉)
- 腸腰筋(腰から骨盤・大腿骨をつなぐ筋肉)
- 大腿四頭筋(大腿部前面の筋肉)
- 大臀筋(臀部の筋肉)
- ハムストリング(大腿部後面の筋肉)
これらの筋肉はすべて腰〜下肢の連鎖に関わる筋群です。腰痛が単に「腰だけの問題」ではなく、腰から下肢にかけての筋肉の連動バランスが崩れていることが分かりました。
当院独自の検査
当院では、患者様のお身体を全体的に評価するための検査も行っています。
- 脳機能に関係する検査
- 経絡(身体の内部の働きを評価する検査法)
経絡検査では、かなりの滞りが見られました。このことから、腰痛の原因が単なる筋肉・関節の問題だけでなく、身体の内部の働きのバランス崩れも関与していることが判明しました。
腰痛は腰だけの問題ではない。筋肉・関節・経絡の全体評価が、根本改善の鍵になります。
施術方針と経過
施術方針
当院では、治療初期は短めに施術を行い、体の反応を見ながら徐々に来院間隔を開けていく方針をとっています。
これは、いきなり強い施術を行うことで体に過剰な負担がかかることを防ぐためです。特に急性腰痛の一歩手前の状態では、神経系が過敏になっているため、慎重なアプローチが重要です。
施術経過
| 時期 | 経過 |
| 初回 | 検査で原因を特定。短めの施術を実施。経絡の滞りについてもお伝え |
| 施術初期 | 短めの施術を継続。体の反応を観察しながら慎重に進行 |
| 現在 | 腰痛の心配なく日々のお仕事に専念できるまで回復 |
現在では、腰痛の心配なく日々の歯科診療のお仕事に専念できているとのことです。
考察——歯科医師の腰痛はなぜ起きるのか
歯科医師特有の姿勢問題
歯科医師は、診療時に以下のような姿勢をとることが多いです。
- 上半身を大きく捻った姿勢で患者様のお口の中を覗き込む
- 前傾姿勢が長時間続く
- 同じ方向への捻りが偏る(利き手側に偏る)
この姿勢が毎日何時間も続くことで、腰部の筋肉に偏った負担がかかり続けます。特に回旋方向への負担が一方向に偏るため、片側の腰方形筋や腸腰筋が過緊張になり、反対側が弱化するというアンバランスが生じます。
今回の患者様も、左回旋・左側屈に制限があったことから、左側の筋群に過緊張と弱化が同時に起きていたと考えられます。
腰〜下肢の連鎖
筋力検査で腰方形筋・腸腰筋・大腿四頭筋・大臀筋・ハムストリングすべてに弱化が見られたことは、腰痛が腰だけでなく下肢全体の連鎖的バランス崩れを引き起こしていることを示しています。
腰痛の根本改善には、腰だけではなく腰〜下肢の連鎖全体を整える必要があります。
経絡の滞りが示すもの
経絡検査で「かなりの滞り」が見られたことは、身体の内部の働き(内臓機能・気血の巡り)にも負担がかかっていることを示唆しています。
長期間の偏った姿勢とストレスは、筋肉だけでなく身体の内部のエネルギーバランスにも影響を与えます。当院では、この内部のバランスも含めて全体を整えることで、再発しにくい体づくりを目指します。
歯科医師の方へ——腰痛の予防と早期対応
早期対応が重要
今回の患者様は、「ぎっくり腰の一歩手前」で来院されました。このタイミングで来院されたことが早期回復につながりました。
ぎっくり腰になってからでは、回復により時間がかかります。腰に違和感を感じた段階での早期対応が、結果的に最短の改善経路になります。
予防のポイント
歯科医師の方が日常で気をつけたいポイントをいくつかご紹介します。
- 診療中、こまめに姿勢をリセットする(5分ごとに一度真っ直ぐ立つ)
- 左右のバランスを意識する(利き手側への偏りを防ぐ)
- 診療後のストレッチで捻り方向の緊張を解放する
- 定期的なメンテナンス施術を受ける
日頃からお身体に負担のかかるお仕事ですから、定期的なケアが長く現場で働き続ける秘訣です。
まとめ
| 項目 | 内容 |
| 患者様 | 42歳・歯科医師(訪問診療) |
| 主訴 | 腰痛(ぎっくり腰一歩手前) |
| 検査所見 | 左回旋・左側屈の制限、左腰部〜下肢の筋力弱化、経絡の滞り |
| 施術方針 | 治療初期は短めの施術、徐々に来院間隔を開ける |
| 結果 | 腰痛の心配なく日々の診療に専念できるまで回復 |
| 考察 | 歯科医師特有の捻り姿勢による腰〜下肢の連鎖的バランス崩れ+経絡の滞り |
| 早期対応の重要性 | 「ぎっくり腰の一歩手前」での来院が早期回復につながった |
日頃からお身体に負担のかかるお仕事ですから、定期的なケアを行って長く地域の方のお口の健康をサポートしていただきたいと思っております。
こちらこそ、今後ともよろしくお願い致します。
福岡市南区・大橋で腰痛の改善を始める
当院は福岡市南区大橋にあり、西鉄大橋駅から徒歩圏内。天神からも電車で約10分とアクセスしやすく、福岡市内はもちろん、春日市・大野城市・太宰府市など近郊からも多くの方にご来院いただいています。
腰痛でお悩みの方、「ぎっくり腰の一歩手前」と感じている方は、なるべく早くご相談ください。
お電話・LINE・Web予約、どの方法でもお気軽にどうぞ
- お電話:092-542-0389
- LINE:こちらからお気軽に
- Web予約:ホットペッパービューティーから予約
本日も最後までお読み頂き、ありがとうございます(^^)
ご質問やご相談がございましたら、LINEにてお気軽にお問い合わせください。
お電話:092-542-0389
自律神経失調症に関するQ&A

自律神経失調症は気持ちの問題ですか?
自律神経失調症は気持ちや甘えではありません。自律神経が乱れることで動悸、胃腸障害、不眠を伴います。その結果として不安感が現れることもあります。
自律神経を乱す一因としてストレスが関係している事はあるでしょう。
自律神経失調症はそのままにしておいて治ることはありますか?
自分で治すことは難しいです。軽微な症状やストレスでは表面化せずに終結します。お調べになる程なので早めの検査をおすすめします。
朝起きた時から首こりや頭痛、疲れがありますが自律神経失調症でしょうか?
リラックスを促す副交感神経が睡眠時に正しく機能していないことで過緊張、喰いしばりや興奮状態を招きます。
自律神経失調症とカイロプラクティックはなぜ相性が良いのですか?
カイロプラクティックは神経機能をチェックする専門家です。そこから身体や内臓に向かう信号に不具合があるとしびれ、硬さ、緊張、違和感につながることがあります。神経機能不全を取り除くことがカイロプラクティックの役割だからです。
これらの症状でご来院頂いています。
自律神経失調症(めまい・血の気がひく・フラつき・不眠症・動悸・息苦しさ・不安感)・腹部の張り・腰痛(椎間板ヘルニア・分離症・すべり症・脊柱管狭窄症)・首の痛み・肩こり・胸郭出口症候群・手足の痺れ・頭痛・膝の痛み・坐骨神経痛・顎関節症・パニック・イップス など
※お悩み事はLINEでご相談ください。下にLINEのバナーがあります。
宜しければ、下のバナーからメルマガにご登録頂けると嬉しいです。


a:82 t:1 y:0

